習慣

日頃の悩みを”ゼロ秒思考”で実践

半年ぶりに更新します。今回は最近自分にピッタリなメモ術を紹介します。

最近”ゼロ秒思考”という本を読みました。この本は頭の回転が速くなるトレーニング方法を紹介しています。考え事を深堀する時に使いますが愚痴でも小さな悩み事でも、とにかく思ったことを何でもひとつテーマを決めたら、だいたい1分以内に思うままにA4の紙に書くというシンプルな方法です。

私は継続することが苦手で、日記や思いついたアイデアをいろんなノートに書き、そのせいで振り返ったりすることもあまりないです。変に完璧にやろうとしてまた新しいノートを買ったり新しい方法に挑戦しますが数回きりでやらなくなったり。そしてそんな中途半端さに嫌気がさしたりしています。このやりかたは自分にぴったりなシンプルな方法なので継続できています。

A4の紙を横にして上にタイトルを書きます。例えば親子丼のつくり方にします。そしたら2~3行で3個ほど箇条書きに思ったことを書きます。

  • 分厚い鶏肉は火が通りにくいのであらかじめ茹でておけばよかった。
  • 玉ねぎは火を通すだけでは苦いのであらかじめ水につけておくべきだった。
  • フライパンでは面積が大きすぎるのでタレを多くしなければならないのでお店でよく見る親子丼作る専用のキッチン用具が欲しい。甘くなりすぎたので白だしをもうちょっと多く入れよう。

1日10枚書くようにしてたくさん溜まったら整理しますがあまり振り返らず、同じテーマを何度もいろんな角度から書き、考えを深めていきます。

この著者の赤羽さんは学校でも教えてくれない深く考えるという方法を作り出し、自身のビジネスの教育の現場で取り入れ手ごたえを感じて本を執筆していますので実践的です。

私はiPadのメモを使いとても良い整理の方法を思いつきました。思いついたといってもそんなに大それたことではありませんが、紙を使いませんが、デジタルとアナログの良さを併せ持っているのでぴったりでした。

その方法はとてもシンプルです。それは

  1. iPadを横向きにしてメモを開きます。
  2. タイトルをキーボードで入力します。
  3. 箇条書きの本文はタッチペンで書きます。

たったこれだけです。

この②が重要でメモの検索ですぐに探し出せるようになります。紙ベースで書いているとたくさん溜まったメモの整理が必要ですが、その心配がなく便利です。

私は1分以内に書くことは特に気にせず書いています。そして最近だとiOSがアップデートされ、タッチペンで直線、円、矢印や星などの図形が書けるようになりました。手書きで書いた後最後の部分でペンを止めて待っていると自動で変換されます。楽しいです。

このメモの方法はかなり便利で、iPhoneにも同期されるのでパスワードの管理やキッチンタイマーに使うボタン電池の型式を写真に撮って張り付けて置いたり、kindleで読んでいい文章に出会ったときにコピペしたりします。さらに便利なのが画像にペンで書き込めるのでボールペン字のテキストを取り込んで直接書き込むように練習したりもしています。

本を読んでも行動しなければ役に立ちませんが、自分のやりやすい方法にアレンジして皆さんにもいいなと思ってくれる人がいると嬉しいです。