意思が弱くても辞めれる
4月より全面屋内禁煙化になり、益々肩身が狭くなる喫煙者。価格は上昇し、内容量は減る一方。誰もがタバコを辞めたいと気軽に考えるもきっぱり辞めれる人はなかなかいないですよね。
私は学生の頃は1日1箱半、飲み会や麻雀を打てば2箱も吸うほどでした。好きな人にやめて欲しいと言われたきっかけで辞めました。吸いたくなることはありません。ここで皆さんに伝えたいのは気軽に辞められるということです。そして辞めたことで訪れる素晴らしいことを享受しましょう。
自分は意思が弱く自制が効かない性格です。お昼ご飯を外食で済ませる時、お金を抑えることを考えず、今できる最高の贅沢をしがちです。ウィンドウショッピングに出かければ、気づいたら買って満足するだけ、使用頻度の低い物を買ってしまいます。ちょっと計算がしたいだけ、スマホの電卓より物理的に電卓を叩きたいという理由だけで1万円以上する電卓を買ってしまったことがありました。こんなに誘惑に負けやすいと自負しているこんな自分が辞められたんだからやめられない人なんていないんじゃないかと思っています。これを読んでくれた人が気軽に辞めれるといいなと思っています。
徐々にではなく今この瞬間から辞める
好きな人にそんなことを言われた数日後、友達と談笑している時、その話題になってこんな話をしました。「好きな人がタバコ吸うのを辞めたら付き合ってくれるって。」もちろん煙草を吸いながら。それを見た友達が「おまえ全然説得力ないよ。辞めるなら本数を減らしたりではなく、この瞬間から辞めなきゃ。その今吸っている1本で終わりね。そう言って友達は開けたばかりのマルボロのメンソールを握り潰しました。私の中途半端な決意が今となっては良いきっかけでした。
友達に勧められた本“禁煙セラピー”
そして禁煙に挑戦してまもなく友達が本を勧めてくれました。3週間はニコチンが身体から抜けないため辛いが、あとは心理的に依存しているため、少し頑張れば辞められるということが書いてありました。そして徐々に辞めることは悪循環に落ちいるので効果的ではないと書いてあり、結果として良い禁煙方法なのだと学びました。
時間に比例して克服する
はじめは少し頑張ってみるかという気持ちでスタートしました。一生吸えないどうしようなんて重く考えずにやってみたのがよかったと思います。辞めれたんですが、あとは特に何も伝えることがありません。現在全く吸いたいと思いませんし、なんとなく辞めてそれが当たり前になったという感じです。前は四六時中煙草のことを考えていました。大学の授業が終わったら吸いに行こう。バイトが終わったら吸いに行こう。車に乗ったら煙草を吸おう。知らないところにいたら喫煙所や煙草の吸える場所はどこだろう。無限にこんなことを考えていました。そして辞めて3年くらいはたまに煙草を吸う夢まで見ていましたが今は全くそんなことはありません。煙草に吸うことに囚われていた私の人生は解放されました。
メリットがいっぱい
煙草を辞めた今思うことは良いことしかないということを皆さんに伝えたいです。臭いを気にしなくなった。口の中が苦くなったり、指についた煙草の臭いが取れないこともなくなり、代わりにアロマオイルやガムを噛み良い匂いを纏うのが好きになった。お金を使わなくなった。あとは自分が敢えて説明する必要がありませんが、とにかく女性にクサいといわれることもなくなったのでしあわせです。
たまにはシガーバーで葉巻を
今自分に課しているルールは、お酒の席で友達に辞めたことを知っていても勧められた場合は必ず断る。一口も吸ったりしないこと。そしてシガーバーで吸う葉巻はオッケーにしています。映画で観た葉巻に憧れて体験してみたくて友達と繰り出し、年に数回程度行くようになりました。葉巻は香りを楽しむものでタバコより煙がキツく、本来肺に入れるものではないからです。葉巻を吸っても普段からまたタバコが吸いたいとは思いません。皆さんも辞めて心豊な毎日を送りましょう。
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